「あの人に年賀状送ったのにまだ返事が返ってこない…」
「やっぱり年賀状の返事ってした方がいいの?」
新年を迎え、年賀状のやり取りが日本の文化として息づく中、中には「年賀状を返さない」ということが非常識とされることがあります。
先に結論を伝えると、やはり年賀状の返事をした方が丁寧だと感じます。
ですが、返さない人に対する非難や非常識の判断は慎重であるべきです。
では、なぜ非常識といわれることがあるのに、返事を返さない人が一定数いるのでしょうか。
この記事では、その非常識とされる年賀状の返事を返さないという行動の理由や心理、そしてその影響に焦点を当て、なぜ一部の人が年賀状を返さないのか、その背後に潜む複雑な要因を明らかにします。
X(Twitter)での反応
別に返事は欲してなくて(いや、返事嬉しいけど、それはまた別の話というか)、ただ年賀状作るのが趣味として楽しいんだよな。
だから返事はできないけど受け取りたいって人はウェルカムだし、逆に元々送る気はなかったけど頑張って返事しようとしてくれる人には何だか申し訳なさすら感じる。
— くみちょー (@fukaisora) December 31, 2023
年賀状なんてもう一生書かないだろうなぁ…
値上がりもどんどんしていくと思うしね。何年か前までは職場絡みの人から2~3枚来てたので出してたけど、地味に出費が痛いので返事出さずに終わらせた。
だから年賀状用に昔買ったスタンプ類を捨てようかな…
地味に引き出しの容量使ってるし。— はづき (@hazuki19XX) December 29, 2023
年賀状も値上がりしてるし、送られてきても返事はSNSで済ませるつもり
— michi (@5656michi) December 26, 2023
SNSで年賀状の反応を見てみると、
年賀状の返事が面倒だと感じている人
返事が返ってこなくてもあまり気にしない人
値上がりなどの影響でそもそも年賀状じまいを考えている人
などの意見が多く感じました。
同時に、
返事を返さない人に対して非常識だと感じている人
LINEやメールなどの返事でもOKだと感じている人
もいるようです。
お尋ねです!
年賀状送ったのに、待っても返ってこない‥
に対して
あんまり気にしてないのは自分だけ?みなさんは年賀状の返信をしない人についてどう思いますか?
— ひいパパ@子育て頑張るママパパに🚀 (@hashi_blog) December 29, 2023
アンケートをとったところ、「あまり気にしない」という人が一番多い結果となりました。
年賀状の返事を返さないのは非常識だ、という意見がある一方で年賀状に対してそこまで堅苦しく考えていない層も多くなっているのかと感じました。
年賀状を返さない理由と心理
年賀状を返さないことは、非常識な人と見なされがちですが、その裏には様々な理由が隠れています。
忙しい日常において年賀状を書くことが面倒に感じられることや、相手との関係性が変化したこと、さらには個々の生活環境や価値観の変化が影響していることが挙げられます。
これらの理由が積み重なり、人は年賀状の返信を返さないということがあります。
非常識とされる年賀状の返さない理由とは?
年賀状を返さない理由は様々ありますが、中でも以下のような理由をあげている人がいます。
- 忙しさで年賀状を書く暇がない
- 相手との関係が疎遠になった
- 返す年賀状がなく、そのまま返事をしなかった
例えば、忙しさによって手紙を書く時間が取れないと感じる人がいる一方で、他にも相手との関係が疎遠になり、年賀状のやり取りが不自然に感じられることなどが挙げられます。
年賀状が来たことを確認したはいいけど、忙しさを理由に出しそびれてしまって…という人もいるようです。
年賀状を返さないという心理とは?
年賀状を返さない心理には様々な要因が絡み合っています。
人間関係や社会とのコミュニケーションにおいて、ストレスや不安を感じることが、年賀状の返事を怠る一因となります。
また、疎遠になった関係性を再び築こうとする際に、年賀状を通じたコミュニケーションのハードルが高くなり、結果として年賀状の返信が滞るということがあります。
年賀状を返さないことの職場や友人関係への影響
年賀状の返さないことが、職場や友人関係にどのような影響を与えるのか、その側面にも焦点を当ててみましょう。
人間関係において、年賀状のやりとりは一種のコミュニケーション手段であり、これを怠ることで関係性が悪化する可能性があります。
年賀状の返事を返す必要はあるのか
年賀状の返事を返さないことは非常識なのか
冒頭でもお伝えしました通り、年賀状の返事を返さないことは非常識だという見方があります。
年賀状の返事を返さないことについて、一般的な社会通念やマナーとしての立場を考えてみましょう。
非常識とされる行動であると同時に、その理由や背景を理解すれば、個々のケースにおいて優しい判断ができるかもしれません。
年賀状の返事は必要なのか?
年賀状の返事が必要なのか、その是非について考えます。
相手との関係性や状況によって異なるため、一概に必要か否かを決めることは難しいですが、お互いの思いやりやコミュニケーションの一環として返事を返すことが重要であるといえます。
年賀状はいつまでに返せばいいのか?
では、いつもでに年賀状を返せばいいのでしょうか。
一般的には松の内と呼ばれる1月7日には、相手の手元に届くようにすればいいとされています。
7日を過ぎてしまっても、新年の挨拶ができなかった…と諦めるのはまだ早いです。
松の内を過ぎてしまえば寒中お見舞いとして出せばいいです。
最近は、寒中お見舞いとして出す人も減ってきていますので、あえて寒中お見舞いとして出すのもいいかもしれませんね。
7日を過ぎると、もう出さなくてもいっかな…と思う人も一定数いますが、遅くても返事をする方が誠実ですね。
年賀状の投函が遅れてしまった時の注意点
では、年賀状の返事をしようと思っているあなたへ、投函が遅れた場合の注意点についてまとめていきます。
年賀状の代わりにLINEやメールはなるべく避ける
年賀状が遅れてしまったからといってLINEやメールで返事をすることは避けるようにしましょう。
年賀状が来ているにも関わらずLINEやメールで返事をすることはマナー違反になります。
受け手にとっては、気になる人もいるようです。
こちらも、年賀状で返すようにしましょう。
年賀状に「元旦」と書かない
当たり前ですが、「◯◯年元旦」と書かないようにしましょう。
3が日くらいまでは問題ないようですが、元旦から離れてしまうと失礼にあたるケースもあります。
到着が遅れることがわかっている場合は、元旦とは記載しないようにしたいですね。
年賀状の到着が遅れる場合には、寒中見舞いとして出す、もしくは「ご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます。」などの一言があるととても丁寧ですね。
年賀状じまいを伝える
「年賀状じまい」というものを知った。
今年で年賀状出すのやめるね!というハガキを出すのだそう。デザインは猫🐈をモチーフにしたものが多いらしい。十三番目の動物、こんな風に年始の顔になる機会があるなんてね!面白い— 🌈🦄QUObaS🐣⚡充電⚡ (@eightzombie) December 23, 2023
もし、年賀状のやり取りを終えたい思いがあるならば、「年賀状じまい」という形で来年以降の年賀状をお断りする方法があります。
黙って返さないと、相手に対して失礼にあたるのならば、今回はしっかり返し、来年からは年賀状じまいで出さないようにすると相手も受け入れやすいかもしれませんね。
まとめ
まとめると
返事を返さなくても気にしない人が増えている
とはいえ、年賀状にはお金も掛かっているので、遅れてでも出すと丁寧
年賀状じまいのお知らせなどで来年以降はお断りするのも一つ
だんだん年賀状を出さない人も増えてきているように感じます。
年賀状に対する価値観も人それぞれです。年賀状のやり取りがその人にとってどれだけ意味のあるものであるかは、一概には言えません。
相手の立場や気持ちを理解し、柔軟なコミュニケーションの在り方を模索することが、より良い人間関係を築く一助となるでしょう。
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