バレーボールをやっていると、「自分にぴったりのポジションって何だろう?」と考えること、ありますよね。
特にセッターは、試合の流れをコントロールする重要な役割だから、向いているかどうか悩む人も多いかもしれません。
セッターには求められるものも多いため、「自分にはちょっと無理かも…」と感じることがあっても不思議ではありません。
でも、大丈夫です!
バレーボールにはセッター以外にもいろいろなポジションがあり、それぞれに違った魅力があります。
自分の強みを活かせるポジションを見つけることができれば、もっと楽しく、もっと充実したプレーができるはずです。
この記事では、バレーボールを18年以上続けている筆者がセッターに向かない人の特徴をわかりやすく紹介しながら、他のポジションの選び方や、失敗しないポジション選びのコツについてお話しします。
セッターに向かない人の特徴とは?
バレーボールのセッターは、まさにチームの司令塔。
試合の流れを作り出し、アタッカーに完璧なトスを上げることが求められます。
では、セッターに向かない人とはどんな特徴があるのでしょうか?
それは、一言で言うと
「瞬時の判断力や冷静さが求められる状況でプレッシャーを感じやすい人」
です。
セッターはコート上で常に次のプレーを考え、相手の動きを読み取って最適な選択をしなければなりません。
この役割がストレスに感じられる場合、他のポジションの方が適しているかもしれません。
セッターに向かないと感じる瞬間
実際にプレーしていて「自分はセッターに向いていないかも」と感じる瞬間があるかもしれません。
例えば、試合中に緊張してしまい、トスが定まらないとき。
セッターは正確なトスを上げることが重要ですが、緊張で手が震えるようではその役割を全うするのは難しいかもしれません。
また、攻撃の流れをコントロールする立場なので、チームメイトからの期待やプレッシャーも感じやすいです。
そういったプレッシャーに耐えられず、プレーが乱れる場合も、セッターには向いていないと感じる瞬間の一つです。
セッター向きでない性格やプレースタイル
性格的に言えば、セッターには冷静沈着で、常に周りを見渡せる視野の広さが必要です。
逆に、感情が表に出やすく、ミスを引きずってしまうタイプの人はセッターには向いていないかもしれません。
例えば、1つのミスを引きずりやすい人は、その後のプレーにも影響が出てしまいがちです。
セッターはチームの流れを作る存在なので、自分のミスでチーム全体に悪影響を与えてしまうことを恐れる人には難しい役割です。
プレースタイルで見ると、自分自身が攻撃に参加したいという意欲が強い人は、アタッカーやスパイカーの方が向いているかもしれません。
セッターは基本的にトスを上げることに集中するため、自らの攻撃機会は少ないです。
攻撃的なプレースタイルが得意な選手は、攻撃役としてのポジションの方が自分のスキルを発揮しやすいでしょう。
自分に合ったポジションがわからない人は…
バレーボールをプレーする上で、自分にぴったりのポジションを見つけることはとても大切です。
まずは、自分の強みと弱みを客観的に見ることから始めましょう。
たとえば、リーダーシップがあり、周りを見て瞬時に判断するのが得意な人は、セッターとしての資質があるかもしれません。
逆に、自分がボールを打つことに興味があり、力強いスパイクが得意なら、アタッカーとしてのポテンシャルが高いと言えます。
自己分析のために、日頃の練習や試合でのプレーを振り返ることが大切です。
どの場面で楽しいと感じたか、どんなプレーに自信があるかを考えてみてください。
第三者の視点は、自己分析をさらに深める手助けになりますね。
セッター以外のポジション選びのコツ
もし、セッターが自分に合っていないと感じた場合、他のポジションを試してみるのも一つの手です。
バレーボールには、アタッカー、リベロ、ブロッカーといったさまざまなポジションがあります。
それぞれのポジションには異なる役割と必要なスキルがあります。
例えば、アタッカーは主にスパイクを決める役割です。
攻撃力があり、ジャンプ力やパワーを持っている人に向いています。
リベロはディフェンスの要で、相手の強力なスパイクを受け止めるポジションです。
反応が早く、守備力に自信がある人にはぴったりです。
ブロッカーは相手の攻撃をブロックする役割で、身長が高く、タイミングよくジャンプできる人が求められます。
自分がどのポジションに興味があるのか、またどのポジションでチームに貢献できるかを考えて、練習中にさまざまなポジションを試してみるのもおすすめです。
ポジション選びで失敗しないために
最後に、ポジション選びで失敗しないためのポイントです。
まずは、焦らずに時間をかけて自分に合ったポジションを見つけることが大切です。
どのポジションが最適かを判断するために、試合や練習でいろいろなポジションを試してみることが有効です。
経験を積むことで、自分がどのポジションで最も輝けるかが見えてきます。
また、自分自身の成長やチームのニーズに応じてポジションを変えることも柔軟に考えましょう。
ポジションが変わることで新たな視点やスキルが身につき、プレーヤーとしての成長につながることもあります。
コーチやチームメイトとオープンにコミュニケーションを取り、彼らのアドバイスを参考にすることも重要です。
自分の得意分野を活かし、バレーボールをもっと楽しむために、しっかりと自己分析を行い、最適なポジションを見つけていきましょう!
まとめ
バレーボールで自分に合ったポジションを見つけることは、プレーをもっと楽しむための大切なステップです。
セッターはチームの司令塔として重要な役割を担っていますが、誰もが向いているわけではありません。
もしセッターに向いていないと感じたとしても、それは決して悪いことではなく、自分の個性や強みを活かせるポジションを見つけるチャンスです。
自己分析をして、自分の得意なことや好きなプレーを考えながら、いろいろなポジションに挑戦してみましょう。
アタッカーとして力強いスパイクを決める楽しさや、リベロとしてチームを守る頼もしさなど、バレーボールにはたくさんの魅力が詰まっています。
ポジション選びで悩んだときは、コーチやチームメイトの意見も参考にしながら、焦らずに自分のペースで探していけば大丈夫です。
バレーボールはチームスポーツだからこそ、それぞれが自分の役割を見つけ、チームとして力を合わせることが大切です。自分に合ったポジションを見つけて、チームの一員として輝く瞬間を楽しんでください!
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