こんにちは!
2歳の息子、園ではトイレをするようなのですが、家では中々しませんでした。
お友達を見ていると、紙オムツを卒業している子もいるし、うちもそろそろ始めた方がいいのかな…
なんて、悩んでいました。
そんな我が家が、こんな方法がよかった!というものをいくつか紹介しますので、どれか一つでも誰かの役に立つといいなぁと思いこの記事を書きます。ぜひお付き合いください!
こんな人におすすめ
- オムツがとれずに悩んでいる
- トイトレを始めたいけど何から始めて良いかわからない
- トイトレ真っ最中、だけど中々進まない…
おしっこが出る仕組み
大人はだいだいどれくらいの量を、膀胱に溜められると思いますか?
正解は、300〜600mLと言われています。
それに対して、3歳の子どもの場合、だいたい125mLほど。必然的に大人と比べるとトイレの回数が多くなります。
膀胱の筋肉は、不随意筋(ふずいいきん)と呼ばれており、手足や指などの筋肉とは違い、自分の意思では止めたり動かしたりできない筋肉なんです
つまり、神経系が未発達な幼児がおしっこを「溜める」「出す」ができないというのが普通のことなんですね。
おまたにギュッと力を入れると、ある程度我慢できることはできるのですが、この「トイレでおしっこをする」という行為は、筋肉や神経などの準備がある程度できないと難しいんですね。
トイレでできないからといって、お子さんのやる気や努力不足では決してない、ということことを親御さんは知っておいてください。
神経系等の発達は個人差が大きいですが、だいたい2歳半〜3歳ごろに完成します。
つまり、早く始めたからといって早くトイレでできるようになる、というものでもないんですね。
子どもにとって、トイレでおしっこをするということは自立への大きすぎる一歩なので、どうか大らかに構えてじっくりと取り組んであげてほしいと思います。
どんなタイミングで始めたら良い?
では、いつ頃から始めたら良いのでしょうか。
神経等の発達いよる個人差が大きいのですが、一般的には2歳半〜3歳ごろだと言われています。
以下のようなポイントがクリアできると始めどきだといえるようです!
トイトレ開始のポイント
① 自分でトイレに行って座ることができる
② 「おしっこ、出る」など、意志を伝えることができる
③ 1時間半以上、膀胱におしっこを溜められる
トイトレを考え出したら、月齢と共に、これらの項目がクリアできているかどうかをチェックしてほしいと思います。これらの項目がクリアできていれば、トイトレがスムーズに進む可能性が高まります。
適していない時期は?
逆に避けた方が良い時期というのもあります。
新生活がスタートした時期はうまくいかないことがあります。
例えば、入園や引っ越し、兄弟ができた時、などです。
大人もバタバタとしていますし、親子共に焦らずに落ち着いて取り組めるようになるの時期がベターですね。
我が子の場合、冬は寒くて、オムツを脱ごうとしなかったので、春〜夏〜秋と気候も穏やかな時期が良いかもしれません。
始める前にすべきこと
急に「よし、今日からトイレ頑張ろう!」といっても、まあ始められません。
我が子はトイレに興味こそあったのですが、まず座るところまでで時間がかかりました。
それもそうですよね。地に足のつかない便座に座って、うんちやおしっこをするということはやっぱりハードルが高いんですね。
そこでまずはトイレは怖いところではない、おしっこやうんちをしてスッキリきれいになるところ、だということを刷り込んでいきました。
具体的には以下の2点です。
①おむつ替えを、トイレの近くやトイレで行った
②子どもの好きなものを置いて、トイレを楽しい空間にした
おむつ替えを、トイレの近くやトイレで行った
普段はリビングでおむつ替えを行うのですが、トイトレを意識しだした頃から、トイレでおむつを替えるようにしました。トイレで寝かせることに抵抗を感じるようなら、トイレの近くでも良いと思います。
おむつを替えながら、お尻を拭くと気持ちがいいね〜、おむつを替えてスッキリしたね〜と排便や排尿をポジティブに捉えてもらえるように声をかけていました。
トイレ近くで、おむつを替えたり声をかけたりすることで、トイレっておしっこやうんちをするところなんだ。おむつを替えるって気持ちがいいな。と思ってもらえるようにしました。
おまるや補助便座を使う場合は、少し早めに購入をして、リビングなどでまずは座る練習をしてみることも大切です。
座った状態でいつも見ている動画を見てみたり、絵本を読んであげたりすることでリラックスできる場所なんだ!ということを子どもに感じてもらうことが重要です。
子どもの好きなものを置いて、トイレを楽しい空間にした
我が子の場合はその頃、乗り物にはまっていました。なので、画用紙で踏み切りを作り、壁に貼り付けました。また、買ったおもちゃのパッケージや本の表紙カバーを切ってトイレの壁に貼り付けていました。これだと手軽にできておすすめですよ😀
さりげなく貼っていると大好きな乗り物を見つけて、トイレってなんだか楽しそうな空間だなぁ✨とよく覗きにくるようになりました。
また、子どもがよく出入りするようになるので、清潔に保つことを忘れてはいけません。手の届くところに、芳香剤や掃除グッズが置いていないか見直すことも忘れずに!
トイトレ準備編
次に準備するアイテムについてです。
「おまる」派か「補助便座」派か、ここは別れるところだと思います。簡単にメリットとデメリットを紹介します。
おまる
おまるのメリットはどこにでも置けることです。また、子どもが足をしっかりつけることで、良い姿勢を保つことができます。おまるはキャラクターものなど種類が豊富だとも感じました。
デメリットとしては、おまる→トイレの便座のハードルが少し高いと感じることと、毎回おまるを洗う必要がある、ということです。
補助便座
便座にセットすることで、排泄→拭く→流すの一連の動作が大人と同じようにできるものです。メリットとしては、おまるのように毎回洗う手間がないこと、補助便座に慣れておくことで、大人用の便座までの移行がスムーズに進められる可能性が高いこと、また屋外での排泄のハードルも低くなります。
デメリットとしては、種類が少なく、家のトイレに適しているかを調べて買う必要があることが挙げられます。踏み台付きのものも販売されていますが、登ることを怖がる可能性があることもデメリットです。
踏み台があっていなくて、足がぶらぶらしている場合はNGです!落ち着いて、できるように高さを調節してあげてください。
我が家は補助便座派でした!理由としては、やはり掃除の手間でした。また、本番までの移行がスムーズにできそうだと感じましたし、実際、祖母の家に行った時にこちらがびっくりするくらい当たり前に補助便座なしでおしっこをした時は驚きました😵
え!なしでできるんや⁉︎と笑
トイレの絵本
トイレって子どもにとっては未知で怖いものなのかもしれません…
そこで、イメージしてもらうためにトイレの絵本は多く読んできました。男女別でトイレの仕方が分かりやすく書かれている以下の絵本はおすすめですよ。
トイトレ実践編
いよいよ実践編です。
声をかける
1時間に1回は声をかけるようにしました。朝起きた時、ご飯やおやつの後、寝る前にも声をかけるようにしました。いつも同じタイミングでトイレに行く習慣を作っておくと子どもも見通しが持てて安心します。
また、できた時は、う〜んと褒めました。最初は、トイレに入れただけで拍手!便座に座れただけでハイタッチ!おしっこができたらハグ!…というふうに大げさに褒めました。
褒めるだけでなく、おしっこができてスッキリしたね!と排泄の気持ちよさを伝えていくことも大切です。
シール作戦
最初は、褒められて嬉しくなり、頑張るのですが、だんだん面倒くさくなってくるんでしょうね。「おむつの方が楽だ」とトイレに行くことを嫌がることがあります。
そこでおすすめがシール作戦です。おしっこで1枚、うんちで1枚という風に決めてシールを集めさせました。もちろん、大好きなプラレールのシールです。トイレを渋った時も、先に「なんのシールにする?」なんて聞いてみると意欲的にトイレに向かうことがありました。
枚数が増えると自信にも繋がります。たまに振り返り、こんなにトイレでおしっこできた!よく頑張ってるね!と褒めてあげてくだい。
トイトレまとめ
まとめです。
排泄に必要な神経等は個人差がある。早く始めた方が良いというものではない。
遅くても焦らない。本人にとってベストなタイミングでゆったり始める。
【準備編】
トイレを楽しい空間にする。
おまるや補助便座はあらかじめリビングなどで使用し慣れさせる。
絵本などを使い、排泄のイメージを持たせる。
【実践編】
毎回決まった時間に声をかける。
できたら褒めて、排泄は気持ちが良いことを伝える。
停滞し出したら、シール作戦も効果的!
いかがだったでしょうか。
トイレは個人差がありますので、これが正解!というものはないと思います。
ですが、いろいろ試してみて、これいいな!というものに出会える良いですね。
親子ともにストレス少なく、また楽しんで取り組んでいきたいものです。
またトイトレを始めると一進一退する場面が必ずあります。
どうか、焦らずに大らかに構えて見守ってあげてください。
と自分達に言い聞かせて我が家は取り組んでいました笑
それでは!