「子どもにサンタクロースの正体を教えるのはいつがいいだろう?」
「子どもが最近サンタクロースを疑い始めてる…」
いつの時代のパパママも頭を悩ませる大きな問題です。
嘘を貫き通すのもしんどいし、子供の友達にかかったりしないかなど色々と心配になってしまうものです。
どのようにカミングアウトしたら良いのでしょうか?
伝えるべきなのでしょうか?
この記事では、サンタクロースの正体がバレる瞬間や適切な切り返し方について考えていきます。
こんな人におすすめ
- サンタクロースの正体を子供に伝えようか悩んでいる
- 子供が何かに気づき始めている
- いつまで、隠し続けようか悩んでいる
サンタクロースの正体を疑う年齢は?
サンタクロースの正体を疑う年齢としては、小学校入学(6歳頃)から3年生(9歳頃)までの子供が多いようです。
三重大学教育学部の富田昌平(とみたしょうへい)准教授が子どもの想像やファンタジーについての調査を行いました。
幼稚園の年中さん、小学校1年生、3年生を対象にしたんですけれど、幼児期の子どもはサンタクロースを大体信じているんですね。小学校1年生でもほとんど信じていて、それが小学校3年生になると急に信じる子どもが減っていくという結果が出ています。
この年ごろの子供たちは、物事を論理的に考えられるようになってきています。
1人のサンタクロースが世界中の子供たちのプレゼントを一晩で配るのには無理があるなどと疑問をもつのがキッカケになることもあるようです。
ある意味疑っていると言う事は、子供の成長を感じる場面でもあるかもしれません。
サンタクロースの正体がばれるきっかけは?
では、どのようなタイミングでサンタクロースの正体がバレることがあるのでしょうか。
サンタクロースの正体がばれるきっかけとして以下のような場面が多いようです。
- 家に隠されているプレゼントを見たとき
- プレゼントを置く瞬間に、子供が起きてしまった時
- 友達や兄弟姉妹から聞いてしまったとき
- テレビやネットで知ってしまった時
家に隠されているプレゼントを見たとき
プレゼントを隠していたにもかかわらず、それがクリスマス前に見つかってしまい、ばれてしまうと言うパターンがあります。
大きなプレゼントだと隠し場所も限られてきますよね。
対策として長い間置いておかないこと、子供が絶対に届かない高いところに置く、見つかったときのためにプレゼントをカモフラージュしておくなどの対策が考えられそうです。
プレゼントを子供に見られた時は、サンタさんから預かっているんだなどと返すのも良さそうですね。
プレゼントを置く瞬間に、子供が起きてしまった時
子供が寝静まり、親が子供の枕元に置いた時に、子供が起きてしまって気づいてしまうケースもあります。
万が一に備えて、サンタの仮装する、眠りが深い深夜に置くようにする、別室にあるツリーの下に置く、などの対策ができそうです。
友達や兄弟姉妹から聞いてしまったとき
友達やお兄ちゃんお姉ちゃんから聞いて疑い始めるというケースがあります。
最初は信じられないかもしれませんが、友達からの情報がきっかけになって親に聞いてみるということもあるようです。
テレビやネットで知ってしまった時
テレビやネットで知ってしまうこともあります。
情報が溢れている現代だからこそ、偶然知ってしまうことがありますよね。
知恵袋で、サンタクロースの正体を聞いている投稿もあります。
サンタの正体って親なの?と聞かれたときの切り返し方
「サンタさんって本当にいるの?」と質問してきたら、まず「あなたはどう思う?」と問い返してみましょう。
「絶対にいると思う」と返してきたら、「ママも絶対にいると思う」と返すればいいし、「わからない」と答えたら「ママもわからないなぁ」などと子供の意見に同調してあげれば良いようです。
子供自身が真実を知っていくのを待ってみましょう。
とはいえ、子供の成長によって、いずれは子供自身も気づくもの。
クリスマスは楽しいイベントだと言うことを子供に信じ続けてもらうために、子供の発達段階やキャラクターに応じて夢を壊さないような返しができるといいですね。
新たな伝統を楽しむのも1つ
もしサンタクロースの正体が親だとわかれば、翌年はプレゼントを渡しますか?
それだと、少し面白みに欠けるかもしれません。
もし兄弟がいて、長男がサンタクロースの正体に気づいたとしたら、
来年は、弟のためにサンタクロースをやってみない?などと声をかけてみるのも面白いかもしれませんね。
新たなミッションを与えられて、翌年のクリスマスも楽しみになると思います。
最後に
「サンタクロースってほんとにいるの?」という絵本を知っていますか?
経済学者の作家さんの絵本で「サンタクロースってほんとにいるの?」と言う子供の疑問に対して親が答える様子をユーモアたっぷりに描かれている絵本です。
この本で紹介されている子供の疑問を一部紹介しますね。
「サンタクロースはなぜ欲しいプレゼントがわかるの?」
「なぜ子供だけプレゼントがあるの?」
「サンタクロースはどうして夜中に来るの?」
あなたなら子供のこのような疑問にどう答えますか?
サンタクロースってほんとにいるのかなあという子供の疑問を、あえてこの本を通して子供と考えるのも面白いかもしれませんね。